たまりば

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人生とは質の問題であって量の問題ではないのだ、友よ。

2008年07月27日

ジューダスプリースト 「ノストラダムス」の感想

いい加減聴かなきゃいかんと思い、ついにジューダスの新譜を聴いてみました。


う~ん、一言で言うと 壮大

まぁ、CD2枚組のコンセプトアルバム、おまけに ロック・オペラってことなら、このような創りになるのはある意味必然ですね。

もちろん、完全なるメタルゴッドに間違いなど万が一にも無いのでありますが、アルバムの種類からいって頭からお尻まで一気に聴かんとまずい訳です。

日本版を手に入れた人なら理解できますが、こういったメッセージ色の強いコンセプトアルバムを聴くにあたって、ライナーノーツの「訳(わけじゃないよ)」っていうものに非常に大きなウェイトがかかってくるんですな。(“訳”自体に賛否あるにせよ)

そうすると、どうしてもライナーの“訳”を見ながら一曲ずつ聴いていくほか無いわけです。
しかも今回のアルバムは ノストラダムス の生涯をなぞりながら進んでいくので、曲を飛ばしながら聴くのはマナー違反。(そんなマナーは無い)

まま、50過ぎの(60近い)おっさん達が必死に本読んだり、ネットで調べものしたりしながらノストラダムスの生涯を曲にしたんですから、

水浴び → 祈り → 正座 → 拝聴 といった流れで聴かんといかんわけですよ。


なんだか、*注1)ウィザードリィのカント寺院みたいな感じになりましたが、前回のアルバム同様 “聴きこむ” ことで、するめのように味が出てくると思われるアルバですね。

“ロック・オペラ”って、要するにクラシック要素がもの凄く強いので、必然的に キーボード が頻繁に出てくることになります。
なかなかギターだけで、クラシカルな壮大さや、ものものしさを出すのは難しいですからね。

ジューダスプリーストにはあまりなじみの無いキーボードが耳につくのは、今回に限り仕方の無い事なんですねぇ。



なんにせよ、これからも聴きこんで新たな発見をして行こうと思います。



とりあえず、ロブの高音は期待できませんが、低音に更なる渋みや深みが増していたのはさすがだと思いましたね。


ジューダスプリースト 「ノストラダムス」の感想




注1) ウィザードリィはダンジョン型RPGの金字塔と言われるゲームです。
ゲーム中に出てくるカント寺院は多額の寄付金を取ってから復活の儀式をするのですが、複数でやるくせに結構失敗して「灰」にさせられます。


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    Posted by メタルゴ at 00:17│Comments(0)HR&HM
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