たまりば

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人生とは質の問題であって量の問題ではないのだ、友よ。

2011年10月29日

座右の銘 外伝1

本日はいつもと変えてこんな話を。


人の生くるはパンのみによるにあらず

〈新約聖書「マタイによる福音書」いわゆる「マタイ伝」の第4章に出てくる言葉〉
 「約」とは、神が人間に対してなさる約束、契約のことである。マタイ伝第4章の冒頭の部分は次のように綴られている。
 さて、イエスは御霊によって荒野に導かれた。悪魔に試みられるためである。そして、四十日四十夜、断食をし、そののち空腹になられた。すると試みる者がきて言った。「もしあなたが神の子であるなら、これらの石がパンになるように命じてごらんなさい。」イエスは答えて言われた。「『人はパンだけで生きているものではなく、神の口から出る一つ一つの言で生きるものである。』と書いてある」。

「書いてある」とは、イエスが読んだ聖書に書いてあるという意味だろう。「パン」とは主食、副食も含めた食事全般のことである。

 悪魔が石をパンに変えてみよと迫ったとき、イエスは、パンなぞ食べなくても、神様の言葉さえあれば立派に生きていけるのだ、と反発しています。このことから、「人間は食べ物ばかりで生きているのではない。精神的な支えがなければ、動物と少しもかわりがない」と言った場合に、この言葉が利用されている。
 とかく、食べるのに追われて生きるために食べるのか、食べるために生きているのか分からない人が少なくないのではあるまいか。一つの目的をもたなければ「いや、生きるために食べている」と主張しても、説得力はない。真剣に自分自身の仕事に取り組まず、遊び半分にやっている人も、また食べるためにだけ生きていると言われても仕方がない。



キリスト教信者ではありませんが、この話は納得できるものがあります。

ま、生きるためにでも食べるためにでも、自ら進んで行動を起こし、その結果を受け止めることが出来るなら食べるのが前に来てもいいのかなとか思っちゃったり。


人はパンのみに生きるに非ず。

その通りだ。

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    Posted by メタルゴ at 00:02│Comments(0)ことわざ
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