たまりば

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人生とは質の問題であって量の問題ではないのだ、友よ。

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Posted by たまりば運営事務局 at

2009年02月04日

ガンダム日めくり語録カレンダー2月4日

22時ごろ帰宅したら両親がテレビに釘付けでした。
何を見てるのかと聞いたら、黒澤明監督の「生きる」でした。

もちろん途中から見たので、最初はチンプンカンプンでしたが
しばらくすると、主人公が死んでしまいまして
その後は通夜の場で主人公の事をあれやこれや話す、そんな流れでした。

詳しくは映画を観てもらうしかありませんが、とりあえず「胃ガン」を宣告された主人公が
限られた時間の中、で生まれて初めて(違うかも知れません)
自分の意志で行動する。それは、=覚悟を決めるって事であります。その辺の描写が見所であると同時に、脇役の俳優の演技がまた素晴らしい。

主人公は市役所の「市民課長」でありますが、これまで30年間ただ判子を押すだけのだめな課長です。
しかし課長は自分の寿命を知ってから、あるきっかけを元に意識を変革します。
いままでイザコザを避けてきたのに、覚悟が決まってからは
軋轢(あつれき)を恐れずに世のため人の為に行動します。
主人公の最後はブランコに乗っているシーンですが、何かをやり遂げた人間を訴えているようでした。

しかしこの映画の凄いところは
部下の係長や一般職のキャストに、これ以上ないくらいの適材適所がなされていたことでしょう。
自分の意見をコロコロ変える奴は、それっぽい外見や行動・しぐさ。(役者の名前は知りませんが、いい味出てた)
自分は悪くない、役所ででしゃばる事をしちゃ駄目だと言う奴は、見るからに小物の風情。
そして助役(副市長って事なのかな?)って役ところには、自分の事しか考えていない現代にも脈々と続いている
クソ官僚のような言動、行動、そして外見までが最高にムカつく奴を配置。
メチャクチャ腹立たしい言動に、行動。実際ココまで腐ってる奴っているのかと思うけど
世の中広いからね。腐ってる奴はたくさんいるよ、本当。

しかし憎まれ役を見事にこなす俳優こそ、演技派って言うのでしょうねぇ。
役者って凄いと思いました。そして黒澤明ってやっぱスゴイ。

・・・・・いい加減ガンダムに移動しないと怒られそうなんで、そろそろやります。
本日のガンダム語録はコチラ。
「立てよ国民!」 byギレン様

もう何も言う必要は無いでしょう。こんなに有名なセリフも無く、そして至るところでパロられているセリフです。
これは第12話「ジオンの脅威」からです。
国民的アイドルであった「ガルマ・ザビ」の戦死を利用して国民の戦意高揚を計ったギレン総帥。
さすが自称IQ200(300だっけ?)の富士額野郎は違いますね。

弁の立つギレン総帥により、ガルマの葬儀から追悼演説へ話を繋げます。
巧みな弁舌により、話はクライマックスへ! (国民もいい加減気づけよな。)
ギレン総帥は叫びます。「立てよ国民!」と。

ちなみに2月4日は「立春」です。
語録を作った人、歯を食いしばれ!



・・・・まったく
最高ですよ、アナタたちは。



  


  • Posted by メタルゴ at 00:17Comments(0)ガンダム