たまりば

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人生とは質の問題であって量の問題ではないのだ、友よ。

2007年12月31日

冬の星座、オリオン座

今夜は星が綺麗ですな

冬は1年で最も賑やかで、豪華な星空であります。
まず知らない人はいないであろう、「オリオン座」
冬の星空の案内役をしてくれる、誰でも簡単に見つけられる星座の王者です。
オリオン座には、赤っぽい1等星の「ベテルギウス」と青っぽい1等星の「リゲル」、1等星が2個もあるのはこの星座だけです。
対角に1等星を二つもち、中心には見つけやすい「三ツ星」があります。日本では「鼓(つづみ)」の形として馴染まれてきたようです。
そのオリオンの足元には、全天で最も輝くおおいぬ座の「シリウス」が存在感を示しています。

他には、1等星の「カペラ」をもつ「ぎょしゃ座」、同じく1等星の「アルデバラン」と「スバルでおなじみのプレヤデス星団」を持つおうし座。12星座のひとつ「双子座」も冬の星空に欠かせない星座のひとつです。

夏の大三角形、秋(ペガスス)の四辺形に合わせるように、冬にも「大三角形」があります。
コレを探すのにも、オリオン座が役立ちます。
左上のベテルギウスと右下のリゲルを確認したら、ベテルギウスの左下へ視線を移します。全天で最も明るく輝く「-1.5等星」のシリウスが確認できるはずです。
ベテルギウスとシリウスを確認したら、そのままシリウスの左上に視線を移して下さい。ほぼ正三角形になる位置に、こいぬ座の「プロキオン」が見つかります。
ベテルギウス・シリウス・プロキオン。
この3つを結んだものが、冬の大三角形です。

また、シリウス・プロキオンに加え、双子座のポルックス・ぎょしゃ座のカペラ・おうし座のアルデバラン・ベテルギウスの代わりにリゲルを繋げたものが、「冬の大六角形」と呼ばれるものです。どちらも冬の星座を楽しむ上で非常に分かりやすい目印となります。

今回最も活躍した「オリオン座」
ギリシャ神話では狩人として登場します。
彼は大変腕の良い狩人でありましたが、同時にとんでもなく(言い過ぎか?)女好きでありました。モチロン美男子であるが故の女たらしでありました。普段は獣を追い回している彼が、そのときばかりは自分が獣になって追い掛け回すのです。
星座になってからも、おうし座にあるプレヤデス(アトラスの七人娘)たちを追い続けているのです。好きだねぇ。
どこかにそんな上司がいそうですが、きっと気のせいだな。

話を戻そう。

彼は、クレタ島というところへ渡った後「女神アルテミス」の猟人に就職しましたが、ここでも悪い癖が出てしまいました。
アルテミスその人とも、彼女お気に入りの乙女であるオピスとも言われていますが、とにかくどちらか(もしくは両方?)に発情してしまったんですな。そりゃあ女神様はお怒りになりますわな。
頭にきたアルテミスは巨大なサソリをオリオンに放ち、彼の息の根を止めたのです。女って怖いね。

そう、ここで星座が繋がりましたね?

夏の夜空で存在感を示す「さそり座」から逃げるため、オリオン座は冬に登場するのです。
まぁ、逃げ惑いながらもプレヤデスの娘達を追い掛け回すところがオリオンの凄いところですね。

他にも色々と書く事が多いのが冬の星座ですが、眠くなったので今回はここまで。

次回は他の星座を、神話がらみでご紹介いたします。

冬の星座はマダマダ続きますよ~。





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    Posted by メタルゴ at 02:15│Comments(0)星座&神話
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