KARATEKA

メタルゴ

2007年11月02日 23:26

懐かしきファミコンゲームの名作を紹介したい

Softpro Internationalの記念すべきファミコンソフト第一作

KARATEKA

これはいいですよ
まだまだお小遣いも小額で遣り繰りしていた中学生のメタルゴ少年のふところをズタズタに切り裂いた
想い出に残る、超駄作です

主人公は名も無き空手家の若者となり恋人を救うため、悪者の空手家の居城へと単身乗り込むのです!
などと、詳しいストーリーを覚えていないため、憶測で多分こんな感じだったと思う話を書いてみました。

しかし、ストーリーなんぞどうでも良いのです!
少なくともこのゲームに限っては!
この主人公、黒帯のくせに
上段・中段・下段の正拳と蹴りしか技がありません。
黒帯なんだからせめて
受け
も習得しておけよ・・・・。
だもんで、敵と闘い、勝つには全て技を出すタイミングで決まります。
地味な作業です。もはやストレス発散するゲームではありません。しいて言うなら「苦行」です。

しかしご安心めされい!本当の楽しみはゲームスタート直後にあったのです!


スタート地点で、すぐコントローラーの下(↓)キーを押すと構えますので・・・




そしたら、左(←)キーを押して下さい。後ろへ一歩下がります。




後ろは崖ですから、下がれば・・・・うわぁ~っ!




THE END



敵と一手も合わせることなく、自爆。
何しにきたんだと言わんばかりの結末です。
でも、これを発見したとき内心「やった!」と思いました。

しかし、ゲームシステムが変わる訳もなかったので無理矢理やりこむうちに、自称「北斗百裂拳」などを編み出しては元を取ろうと必死でした。
しかしながら未だに元が取れていないと思われる、数少ないゲームの一つですね。

今回記事を書くに当たって、ちょっくら遊んでみましたがやっぱり今ひとつ面白く無かったです。
このゲームは大勢でゲームのしょぼさ加減を肴に話のネタにするくらいが丁度良いと思いますが、一度くらいは体験してみるのもアリかなと。
最初から最後まで同じ展開ってスゴイよね。敵の強さは体力の多さと回復力の速さが変化するだけだしね。
アメリカ人が作ったカラテゲームですが、アメリカ人ってゲームのセンス無いよね。
こう、ドンパチドンパチ派手にやってりゃ満足な民族なのかな?
マイト・アンド・マジックは面白いけどさ。


その昔、つまらなくても売れてたゲーム業界のバブル時期があったと言う事を若い人にも知ってもらえたらなと思います。
もちろん知らなくてもどうと言うことは無いですけど。


関連記事