明日は
13日の金曜日
13って数字は何で縁起が悪いのか調べてみましたところ、キリスト教で最後の晩餐のときの人数が「キリスト+12人の弟子」との事から、13は縁起が悪い。そして金曜日はキリストが十字架に架けられた日であるから。
また、、「13」という数字はタロットカードの「Death」に当たるそうです。
ただし上に挙げた事柄は絶対ではなく、日本の「4=死」などと同じように迷信(?)に近いようです。
まぁそれ以上に、「13日の金曜日」って映画の影響が一番らしいですけどね。ジェイソンって凄い。
そんな
13日の金曜日にあてられた
ガンダム日めくり語録はこれです。
「言ってくる。今度こそ、という言葉は、あまり使いたくないものだな。」 by
ランバ・ラル
これは第17話「アムロ脱走」のひとコマより。
ガルマの敵を討つための私怨から発生した作戦でしたが、ラル様は作戦を成功させる事で出世できれば、ハモンや部下の生活の安定にも繋がると考えていました。しかし、そうそうチャンスがある筈も無く、ホワイトベースへの三度目の攻撃に赴くラル様は上の語録をハモン様に告げるのです。
そもそも大儀を掲げたはずの戦争に私怨を持ち込むあたりで、ザビ家の衰退は決定的と言えるでしょう。
そんなザビ家のダメさを理解しながらも、ラル様は自分に付いて来てくれている部下や、愛するハモンの為に働こうとします。
まさに「漢」。男では無く「漢」です。まさに男塾です。魁です。
現実でもそうです。
大義名分を掲げ他人のために行動している時は、人は付いて来ます。当たり前ですが。
でもね、いつしか自分のために動いていると勘違いしてしまうんです、人間は。
そして、それが当たり前だと思ってしまう。いつしか大義名分はホントウに「建て前」となり、口から出てくるのはきれい事と言い訳ばかり。これじゃ、気づいたら一人ぼっちですよ。
「人の考えはそれぞれ、他人の干渉など!」なんてセリフもありますが、人間らしさの根底にあるものは一つだと思います。
いつどんな事が起きたとしても、それを受け入れられるように行動する。
どうせいつかは死ぬんですから、カッコいいと思えるような人生を送りたいですね。
ラル様の最後は立派でした。敵味方問わず、多くの事を教えてくれました。
自分よりもまず他人。
ラル様のカッコよさが滲み出るワンシーンですね。
ザクとは違いますね、やっぱり。