白蛇の紋章

メタルゴ

2007年07月09日 23:23

今日は急遽、ハードロックの名盤をご紹介します。

そんな今日の一枚は、ホワイトスネイクの 「サーペンス・アルバス」


デヴィッド・カヴァーデール率いるホワイトスネイクですが、メンバーはコロコロと変わります。このアルバムを作成したときは、ギターに「ジョン・サイクス」が、おったわけですがツアーの時には既にバンドを去っておりました。
ジョン・サイクスは「殿下」の愛称で親しまれる、スーパーギタリストの一人です。
THIN LIZZY を率いる ”フィル・ライノット”に可愛がられ、”THUNDER AND LIGHTNING”では ”COLD SWEAT" という曲も残しています。テクニックは勿論曲作りの才能も併せ持った、スーパーギタリストの一人です。

アルバムの内容ですが、1曲目からぶっ飛ばしてます。
①CRYING IN THE RAIN
②BAD BOYS
③STILL OF THE NIGHT
④HERE I GO AGAIN
⑤GIVE ME ALL YOUR LOVE
⑥IS THIS LOVE
⑦CHILDREN OF THE NIGHT
⑧STRAIGHT FOR THE HEART
⑨DON'T TURN AWAY

全部カッコいい。 そんな中でも更に光っているのが ①/②/⑤/⑥/⑦/⑧ と言った所でしょうか。
(ほとんどじゃねーか)

③④も好きなんですが、②や⑦・⑧の爆発するかのようなエネルギーを非常に愛しております。
ホワイトスネイクは基本的にブルージーなはずですが、このアルバムは全くの別物。
ハードロックという言葉を体現している、希少なアルバムだと思います。
よく似たジャケットで「スリップ・オン・ザ・タンゴ」とか言うアルバムがありますが、騙されないように注意してください。月とスッポンですから。

カヴァーデールと言えば、第3期ディープパープルのヴォーカリストとしても超有名です。
名曲 ”BURN" には、いつも癒されております。 
才能ある人たちの例に漏れず、性格に難があるのかバンドのメンバーはいつも定まらないままです。求めるものが高すぎるのか、たいていの人は彼の元を去っていきます。もしくは彼が追い出すのかはわかりませんが。

大好きなヴォーカリストでありますので、ノリノリのアルバムを再度発表していただきたいと、願ってやみません。

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