空想科学読本

メタルゴ

2008年03月13日 02:06



今更ですが

最近ハマっっております (´∇`)

この作者の凄いところは

科学的に、空想世界の 「そっとしておいてあげなよ」 的な部分にざっくりとメスを入れる

いやいや、メスどころかマグロの解体をするが如くあらゆる角度から不明瞭な点をほじくり回す点。

・・・ではないのです

意外と綿密というか緻密に作成された、文章力なのです。


その昔、まだパソコンがWINDOWS95とか名乗っていたころ、パソコンメーカー各社の説明書は目も当てられないような

解かりづらい、製作者サイドに立ったマニュアルでした。

ずぶの初心者が、あんな本読んでOSを理解できるわけねーだろと思うような稚拙な文章です。

当時の説明書をたまに仕事でみかけますが、あんな説明書省いてその分1万でも2万でも安くつくりゃあ良か

ったのにと、いまだに思います。

そりゃあ、相談センターでのやり取りで

オペレーター「では、スタートの文字をクリックしてください

客「はい?クリックとは?」

こんな会話があったとか、なかったとか・・・。

まったく、もっと消費者が楽しく読んで多少なりとも理解できるようにしないから、そうなるんだろうに。


そんな、理数系に対する強烈なコンプレックスはさておき

この本の作者は、読者をどうやったら弾きつけられるかを良く計算して書いていると思いますよ、うん。


まぁ、知り合いでもなんでもないですが

少なくとも、ワタクシめに楽しい時間を提供してくれましたので

大変感謝しており、ささやかながらブログで皆様にご紹介しようかと思ったしだいであります。


内容は、有名どころを説明しますと

「アルプスのハイジが乗っているブランコは、時速79km」 だとか

「弥七が投げる赤い風車。どう考えても、投げるのに向いてない」 とか色々です。

ちなみに今回の写真は4巻であり、ハイジは1巻か3巻のどっちかに載ってました。弥七は4巻に載ってます。


個人的に面白かったのは、空想科学ヒーローものです。(特撮やアニメ)

ウルトラマンシリーズは非常にベタな面白さがありますし、仮面ライダーものやロボットアニメものもレベルが高いです。

定価が意外と高く、人気があるからかブックオフでも結構な高値でしたが、欲望に負けました。



今夜は夢中になって読むんでしょうなぁ・・・・。






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