座右の銘 33座右
第33座右
「時」の歩みは三重である。
未来はためらいつつ近づき、
現在は矢のようにはやく飛び去り、
過去は永久に静かに立っている。
シラー
なんだか最近は時の過ぎるのが早く感じるので、未来もすぐにやってきている気がしますけどね。
現在は確かにあっという間に過ぎますね。
そして過去は永久に静かに立っている。近づきもしないし、遠くに行ったりもしない。
忘れてはいけない過去は勿論忘れられず、修正も改善もすることを許されない。
それは、ただ静かに立ち続けている。
それを感じると動かさなければいけないはずの足が動かない。
まさしく大地に根をはったかのように、全く動かない。
楽になりたいと思うときもある。
自分ひとり楽になるのは許されない。
と、勝手に思い込んでいるだけかも知れない。
でも、それが礼儀なんではないかと思うのでそのまま過ごしている。
馬鹿は損だなと思うこの頃です。
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